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徹底解説! ホワイトニングの費用と追加料金
24.05.30
「歯の黄ばみが気になる」「歯を白くホワイトニングしたい」と思っても、費用がわかりにくくて治療に踏み出せない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、歯のホワイトニングにかかる費用相場や、自分に合うホワイトニングの選び方をご紹介します。
ホワイトニングを検討している方は、ぜひ参考にしてください。
ホワイトニングの値段の相場
ホワイトニングの費用は、施術方法やクリニックによって異なりますが、一般的な相場は以下の通りです。
オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングとは、歯科医院で事前に歯のチェックやクリーニング、ホワイトニングの施術など全てクリニックで行うホワイトニングです。
●1回あたりの費用: 1万円~7万円
●治療回数: 1回~数回(効果を持続させるため、定期的なメンテナンスが推奨されます)
<メリット>
歯科医院で専用の薬剤や機器を用いてプロが施術を行うため、安全で効果を早く実感できるメリットがあります。元々の歯の色よりも白くすることも可能です。1回でも効果を実感する人もいるので、結婚式や面接など、大切な日の準備で行いたい方にお勧めです。
<デメリット>
ホワイトニング持続効果は3〜6ヶ月と短いため、白さを維持したい方は継続的にリタッチが必要になります。また、他の方法よりも費用は高めです。
ホームホワイトニング
ホームホワイトニングとは、歯科医院で作ってもらったマウスピースと薬剤を使って、自分で行うホワイトニングです。
●キットの費用: 1万5千円~5万円
●治療期間: 数週間(個人差がありますが、毎日数時間の使用が一般的です)
<メリット>
自身で行うことができるので、ライフスタイルに合わせて行うことができ、歯科医院に通う回数を大幅に減らすことができます。費用もオフィスホワイトニングに比べて安価です。また、効果は6ヶ月〜1年持続しますので、長期間白さを維持したい方にお勧めです。
<デメリット>
マウスピースの装着時間は1日に1〜2時間程度なので、自宅で過ごす時間の中にホワイトニングの時間を作って、毎日欠かさずケアが必要です。また、効果を実感するまでには、早くて2週間ほどかかりますので、早く効果を実感したい方には不向きかもしれません。
デュアルホワイトニング
デュアルホワイトニングとは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用して行うホワイトニングです。初めに歯科クリニックでホワイトニングしてもらい、施術後にマウスピースを装着して、自宅でホームケアを行いながら、より白い歯を目指してホームホワイトニングを継続します。
●治療とキットの費用: 5万円〜8万円
●治療期間: 数週間(個人差がありますが、毎日数時間の使用が一般的です)
<メリット>
2種類の方法を併用して行うため、ホームホワイトニングよりも効果を実感することができます。効果が最も長く、1〜2年続くといわれています。持続性を重視している方にお勧めの方法です。
<デメリット>
継続的なケアはホームホワイトニングと同じように毎日のケアが必要です。また、歯科クリニックでの施術代がかかるので、ホームホワイトニングのみよりも費用は高くなります。
追加でかかる費用
ホワイトニングには基本的な施術費用以外にも、追加でかかる費用があります。
事前検診・カウンセリング費用
歯の状態をチェックし、最適なホワイトニング方法を提案してもらいます。
トレー再作成費用(ホームホワイトニングの場合)
トレーが破損したり、歯の形状が変わった場合に再作成が必要です。
施術本数の追加費用
プランによっては「⚪︎本まで」と設定がある場合があります。その場合、白くしたい歯の本数を追加したいのであれば追加料金がかかる可能性があります。
照射時間の追加費用
歯を白くするためのLED照射の時間によって、追加費用がかかる場合があります。
クリーニング料金
クリーニングの費用は、施術内容やクリニックによって異なりますが、一般的に以下のように分かれます。
・簡単なクリーニング(スケーリングとポリッシング)
・プロフェッショナルクリーニング(PMTC: プロフェッショナル メカニカル トゥース クリーニング)
・ディープクリーニング(歯周ポケットの清掃を含む)
これらが治療プランに含まれているのかそうでないかは医院によって違いますので、事前に確認しておきましょう。
コーティング料金
ホワイトニング後のコーティングは、ホワイトニングの効果を長持ちさせるための施術です。コーティングにより、歯の表面に保護層ができ、着色やステインの付着を防ぐことができます。コーティング料金の種類は以下のようなものがあります。
・フッ素コーティング
フッ素を歯の表面に塗布することで、虫歯の予防や歯の再石灰化を促進します。簡単で手軽に行えるため、費用も比較的安価です。
・セラミックコーティング
セラミックの微粒子を含むコーティング剤を歯に塗布します。耐久性が高く、ホワイトニング効果を長持ちさせる効果があります。
・ナノコーティング
ナノテクノロジーを用いたコーティング剤で、非常に細かい粒子が歯の表面を覆います。汚れやステインの付着を防ぎ、歯の白さを保つ効果があります。
アフターケア費用
定期的にホワイトニング効果を維持するためのメンテナンス施術が必要です。
自分に合うホワイトニングの選び方
ホワイトニングを選ぶ際には、ご自身のライフスタイルに合った、無理のないケアでないと継続が難しくなることがあります。以下のポイントを考慮してください。
ライフスタイル
自宅で時間をかけて行うホームホワイトニングか、クリニックで短時間で済ませるオフィスホワイトニングか、自分のライフスタイルに合った方法を選びましょう。
予算
事前に予算を設定し、その範囲内で最適なホワイトニング方法を選ぶことが重要です。
効果の持続性
定期的なメンテナンスが必要なため、長期的な視点で費用や手間を考慮することが大切です。
まとめ
歯科クリニックで行っている歯のホワイトニングは、主にご紹介した3つに分かれます。
それぞれにメリット・デメリットがあり、ご希望やライフスタイルに合わせて選択されることをお勧めします。
ホワイトニングを検討している方は、これらの情報を参考にしていただき、ぜひ自分に最適な方法を見つけてください。